Home > 猫本の書評 > キャテゴーリー

キャテゴーリー

静かに狂気的な絵柄と独特なことば遊びで、読むものをシュールな世界に引きずり込むエドワード ゴーリー。キャッテゴーリー(キャテゴーリー)は、そんな著者による、猫の絵本です。テキストは一切なく、たんたんと描かれるのは「猫」と「数字」のみ。何気なく漢字の「五」なんかも描かれていて、小ネタが効いてます。

正直ゴーリーといえば、AからZまでのイニシャルを持つ子供達がAからZまでの死に方を見せてくれるような作品が印象に残りすぎていて、いつ猫が死ぬのかとはらはらしながら読んでいましたが、ぜんぜんそんな物騒な展開にはならずほっとしました。

いや、ゴーリーらしいどこか不穏な空気は確かにありました。繰り返し描かれる「荷物」「落下する壷」「墓石」といったモチーフも、なんだか不気味。しかしこの猫たちは、そんな空気の中にあってなお、ひたすら飄々としてマイペースなのです。
もしかしてこの人、猫のそういう自由なところが好きだったのかもしれません。

Comments:0

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://nekomeg.gloomy.jp/mt/mt-tb.cgi/44
Listed below are links to weblogs that reference
キャテゴーリー from ネコメグ★マニアックス-猫の雑貨、本、情報ブログ

Home > 猫本の書評 > キャテゴーリー

Search
Links
twitter
    follow me on Twitter
    amazon
    にくきゅう
    Feeds

     RSSリーダーで購読する

    Return to page top