静かに狂気的な絵柄と独特なことば遊びで、読むものをシュールな世界に引きずり込むエドワード ゴーリー。キャッテゴーリー(キャテゴーリー)は、そんな著者による、猫の絵本です。テキストは一切なく、淡々と描かれるのは「猫」と「数字」のみ。

ゴーリーらしいどこか不穏な空気に溢れ、繰り返し描かれる「荷物」「落下する壷」「墓石」といったモチーフも、なんだか不気味。しかしこの猫たちは、そんな空気の中にあってなお、ひたすら飄々としてマイペースに見えます。

ギャシュリークラムのちびっ子たちのイメージが強すぎたため、猫がいつ死ぬのかとハラハラしながら読みましたが、最後まで誰も死ななかったのでホッとしました。